エレベーター ダムウェーター 昇降機 簡易リフトのドアーが外れる
慢性的な【原因】もあるのかも知れませんが多くは【物を当てる・荷物が引っかかる】が多いです。
その他に酔っ払いがふざけてドアーを蹴るといった事例もあります。
ドアーは横開きなら上下に上下開きのドアーは左右にレールが設置されていてそのレールに沿って開閉を行います。
外れやすくなっている場合はレールとの隙間が大きくなっている事が考えられます。
根本の原因を修正しないと頻繁に故障が発生します。
エレベーターの床には写真のような溝があります。
これはドアーがこの溝の中に部品を入れて走行するための溝になっております。
部品がこの溝の中に入り込んでドアーが動くのでこの【溝】部分にゴミが入っているとエレベーターのドアーが引っかかってこけてしまったり動きを停止させることがあります。
これに対する対処方法は【清掃】しかありません。
清掃を行い溝にゴミや石が入り込まないように普段から気を付けるようにするしかありません。
エレベーターにはドアーセーフティーという安全装置が付属されています。
これはドアーを通過中にドアーが閉まってきたときにリオープンするような信号を発せいいさせる装置になります。
形式は古いものなら銀色のアルミでできたバーを押さえてドアーがリオープンするタイプと光電管スイッチが内蔵されているものがあります。
最近では上から下まで光電管スイッチが走ってドアーを通過すると光を遮断されてドアーがリオープンするタイプが主流となっています。
通常エレベーターが24時間稼働しているマンション等とは違い工場や倉庫、個人宅では屋外にドアーが面していたら、または屋外から見える場所にエレベーターのドアーが面していたら
防犯上良くないと考えます。
大阪エレベーターでは【キースイッチ】を取付してエレベーターが動作しないようにするようにしております。
これにより最終の帰る方がキースイッチでOFFにするとエレベーターが【休止】状態になり動かなくなります。
メインワイヤーロープの寿命はおおむね7年と言われております。
これは使用頻度や使用環境によって異なりますが概ね7年の使用で交換を強くお勧めしております。
使用環境で水や酸、アルカリの強い現場や取り扱っている現場になると早めの交換をお勧めることがあります。
最短では半年に一度のワイヤー交換を行っていた記憶があります。
ワイヤー交換は高額になりますが摩耗部品、生命線でもありますので定期的な交換をお勧めいたします。
エレベーターに乗ろうとしたらドアーが閉まってきて銀色のバーを触るとドアーが反転する仕組みになっている通称【セーフティーレバー】なのですがこのセーフティーレバーをさらに進化させたのが【エリアセンサー】なのです。
エリアセンサーは通常従来のセーフティーレバーに内蔵されているものが多くセーフティーレバーを触らずにその範囲に異物(手や荷物・台車等)が入るとドアーが開く・ドアー開指令を出すようになっているのでより安全に使えます。
エレベーターを利用する人間が不特定多数の場合はエレベーターの除菌を行うことをお勧めいたします。
エレベーター内部のパネルや押し釦を除菌して誰もが清潔に移動できる空間にすることができます。
お客様で除菌を行う場合は除菌液を押し釦内部に入り込まないようにご注意してください。
押し釦内部や押し釦の下にある基盤に除菌液が入り込んで故障が発生する場合がありますので注意する必要があります。
パネル部分も強く絞ったウェスで除菌液を染み込ませてから拭き掃除するのがおすすめです。
定期点検を今まで行なっていなかった。
定期点検を始めたいといった内容のお問い合わせを頂きますが本来なら設置後から劣化は始まりますので定期点検を行うのも【劣化した状態】からのスタートとなります。
それが大なり小なりの差はありますが定期点検はしないより【したほうが断然良い】です。
潤滑油がない状態のエレベーターだと昇降時にかかる電気代も変化してきます。
定期点検を行わないと劣化部品の状態が把握できません。
必然的にいきなり高額の故障修理が発生する場合があります。
定期点検を行っていない場合はすぐに大阪エレベーターまでお問い合わせをしてみてください。
エレベーター ダムウェーター 昇降機 簡易リフトが昇降中に今までしなかった音が聞こえてくる
音の原因は色々ありますがその音にもよります。
機械が擦れる音
ガタガタという振動を伴う音
何か段差を乗り越えるようなガタンという音
それぞれに原因があり一概に【これが悪い】とは言えないのです。
それぞれの音が鳴った瞬間に停止をかけてその周囲に異変が無いのかを調べます。
駆動方式、例えばロープ式やチェーン式によっても油圧エレベーターといった駆動方式でも音の原因が変わります。
エレベーターで一番故障個所の多いのが【ドアー】なのです。
一番稼働している部分ですので当然なのですが外部とも接触しているので破損、ゆがみ、ひずみと様々な要因があります。
これらを丁寧に一つ一つ改善することによってドアーの調子が良くなります。
時間がかかったり費用が掛かる場合もあります。
でも問題の残ったドアーは故障が発生する可能性が高いのでできる限り費用を抑えながら調整していきます。
調整後のドアーは動きが断然良くなっています。